アラゲホンジのライブ

昨日はアラゲホンジというバンドの待ちに待った1stCDリリースパーティー。久しぶりのライブハウスの音圧に負けないように渋谷の山家で愚友と3杯ずつ燃料を投入して青山へ。

アラゲホンジが掲げる“日本の民俗音楽と世界のPOPSの融合”は、昔自分の居たトウキョウチャンプルーというバンドでも大きな課題だった。またお寺を中心とした地方の生活に馴染み、地元に根付く“生”のお祭りやらお囃子やらにちょこちょこと接するようになった今、日本の民俗音楽、その要素が如何にして現代の“バンド”によって消化されうるのかは、自分にとって以前にもまして気になる所でもある。

そんな中でのアラゲホンジのライブ。立ち上げに少し関わったとは言うものの客として見るのは今回が初めて。フジロックなどの出演を経て昇華した彼らのパフォーマンスは言うに及ばず素晴らしく楽しいものであった、と同時にまた色々と考えさせられずにはいられなくなるものだった。

しかしまぁ、何が良かったって
自分のバンドをやりたいんです、とあの時ちょっと不安そうに語っていたサイトウ君は、本当に良い仲間を獲たのである。
あらためて、CDリリースおめでとう!

http://aragehonzi.com/index.htm