マスクしてると眼鏡がクモるクモる

“内に向かう正しい観察を境涯とし、しかも思いのままに有の世界に生をとる境涯、これがボサツの境涯”　〜維摩経〜

忘年会等が。

第一弾は先週半ばに愚友二人と共に神保町〜秋葉原界隈をさすらう。翌日早目から授業があったこともあって宇都宮には帰らず、三人で秋葉のカプセルで夜を明かす。自分以外の二人は以前宿泊したとき、受付の眼がギラギラしたオッサンに朝叩き起こされて入浴を強制される（＆覗かれる）という奇妙な経験を持つが、この日のココはどんだけ夜が更けても“昭和”がプンプンと匂うただのカプセルホテルのままで、AMから流れるThe BandのThe Weightが薄暗いロビーの壁にみるみると染みてゆく。

月曜は大学院の忘年会。この日は学校が卒論・修論の提出〆日だったので、昼間の教室では、「自分の学部名わかりません」「副査の先生誰か知りません」といった学部生の最後の悲鳴（もはや風物詩）が飛び交う。ここんところ風邪気味なので大人し目に過ごすも結局走って終電へ。

昨日は名古屋時代の中学同窓忘年会。リクエストして久々に渋谷の芝浜で。ウンザリするような渋谷の喧騒とは全く相容れない、この店の居心地の良さは健在だった。最後の２０分でようやく４人が揃って、適当に入った店で再度乾杯。また終電へ走る。

景気の影響か、なんとなく車内は空き気味。栃木に近づくにつれ客もまばらとなって、車内では酔っパライの若者が英語（？）で熱唱。
「スマイル」という一語だけはなんとか聞き取れたんだけど。

明日はブルーノート。

"トニー・ウィリアムス・ライフタイム・トリビュート" フィーチャリング　ジャック・ブルース、ヴァーノン・リード、ジョン・メデスキ＆シンディ・ブラックマン

断然シンディ目当てだけど、メンツからしてもかなり期待してます。
明日は暖かそうなので維摩経（文庫）でも片手に早めに並ぶですヨ。