七日籠山

5:40起床→6:00座禅7:00朝座→掃除→8:00飯→
9:00実習→12:00昼食→13:00実習→17:00夕座→18:00夕食
19:00講話等→20:00風呂→21:30消灯

(中日)20:00消灯→25:15起床/おにぎり/山歩き(三塔巡拝)→9:45ゴール

大体こんな調子で9/7まで延暦寺で過ごした。今回は居士林という研修道場をお借りしての学校の授業の一環ということだったので、その内容については結構楽観視していた部分があったが、行ってみたら正座でやられた。朝夕のお勤め、食事、法要の作法などを学ぶ実習時間、何をするにしても悲鳴をピーピー上げ続ける我が『脚』の軟弱さに、この歳で気付く事のつらさ。

中日は早朝(深夜)出発の30km山歩き、延暦寺の西塔〜東塔〜横川の3地区を巡る。前半は峰伝いに数多のお堂を参拝、途中『玉体杉』という場所で京都の夜景を拝む。この日は珍しい程の晴天だったらしくキラキラと美しい街の明かりの真ん中に暗く沈む京都御所が非常に印象的だった。後半にかけて麓まで一気に降りてまた上るという行程。行者さんはこれを毎日行うというから難儀な話。

正直、この歳になるとこういった実習なんかは嫌いではないかも、と思う。今までチンタラやってきた自分などにとっては、こういう機会にビッと身を引き締めておくのは悪い事ではないだろうし、ましてや与えられた課題だけにしっかり専念出来る場が用意されているというのは贅沢な話かも。

しかしまぁ、来年春夏の修行までに正座に慣れることが何よりも先決と、下山してから毎日座るようになった。

最終日の釈迦堂。朝から霧に包まれていたその姿は、横にいたヤツ曰く『今日が一番釈迦堂らしい釈迦堂』。

変な汗で3キロ減量していた。