しかし世の中色んな人がいるもんである

yooosuke2007-05-06

4末は元仕事先の人達主催の内輪イベントにバンド要員で参加。バンドで音を出す機会が激減したせいか、最近その楽しさが今までになく強く感じられ気がする。この素人バンドも、イツマデタッテモヘッタクソ、ではなく、それなりのカッコ良さが出てくるから楽しい。

5/1は嫁さんと映画『ツォツィ』を観にゆく。作品に描かれた通りなのであろう南ア社会の現状に驚きつつ、久々の良作に満足して休日ムードも盛り上がり新宿に異動してプラプラして世界のヘイポーとすれ違ったりした後神楽坂の世喜にて舌鼓を打つ。

5/3は華道家であり、写真家であり、敬愛するギタリストである友人(先輩)とその彼女の結婚式。午前の挙式から午前のラーメンまで、まさに心身ともに温まる一日であった。

ニ次会では例の如くバンド演奏を数曲披露。はじめは友人二人による『コブクロ』。仲間内のパーティ等で欠かせぬ顔となっているこの二人、その信頼性・安定感・パフォーマンス性は『余興』というジャンルにおいて既に圧倒的な地位を確立、最早『安心して見ていられる』を通り越して『見てなくても安心』。

続く新郎新婦のバンドは、新婦がゴーストライターとしてアーティストに提供した作品のうち、本人の思い入れの強い曲を演奏。2曲だけだったが練習〜本番通じてとても楽しかった。『おめでとう』を込めました。


こういう機会でもないとなかなか友人と会えないという事が多くなった。この日の楽しみは新郎新婦を祝福することと共に、そんな人達と飲んで食って音を出して騒いで遊ぶ事でもあった。そうでもなければニ次会21:00に撤収してからドラムセットを自宅まで片付けに行ってまた六本木に舞い戻るなんてことはしません(やっぱり疲れたけど)。

披露宴での新婦のエピソードの中で、親友が『何故か涙が止まらない』と大好きな曲を持ってきて聞かせてくれたら、それが自分の曲だったから、音楽を作り続けていこうと思った、というものがあった。

自分は楽器が楽器だけに、涙を誘うのは難しいだろうけれど、友人達は勿論、その他大勢の人達と繋がり続けてゆく為のツールとしての『音楽』をしっかりと持ち続けていく事はとても大事だなと思った。


でも正直、披露宴〜二次会でバンドをやるのはモウそろそろコリタ。
誰がバンド演奏の順番は宴の最後と決めたのか。
バンドより盛り上がるアトラクションはほんとにないのか。
瞬時に酔いをさませる薬はないのか。
コーラなんて甘過ぎてのみたくなーい!


そんな日の最後だけはと仏様に許しを請うて頂いた、午前二時のラーメンの旨すぎることよ。